ワンショット画像チェッカー(TASCAL) Focus-6500IA｜製品紹介

Focus-6000IA

概要と特徴 ワンショット画像チェッカー ワンショット画像チェッカー TASCALは、予め登録しておいた参照画像と被検査基板の検査画像を比較検査（パターンマッチング）を行う装置です。

「速い！」

撮像範囲が広い為、W173XD250mm以下の基板はワンショット画像での画像取り込みが可能です。W330XD250mmのMサイズ 基板であればツーショット撮像での取り込みが可能です。撮像時間に時間をかけない、検査に時間をかけない、つまり「速い」

「安い！」

当社独自の発想で大幅なコスト削減を実現！

とても導入効果が出し易い価格で販売しました。

導入しやすく、ハッキリした効果が出せる外観検査器です。

「簡単！」　「超簡単」クイック比較モード

パターンマッチング画像処理技術を駆使し、クイック比較モードを実現。検査枠を作成するようなプログラミングが無くても検査が可能になり、検査準備にかける時間を低減し、作業コストを削減できます。

また比較検査に特化させる事で、基板以外の製品についても、良品との比較検査を[簡単]に行うことができます。

クイック比較モード

撮影した画像を一定寸法(9.6mm)の正方形のブロッブ（塊）に切り出し、ブロッブをさらに１セル(0.6mm)の正方形に切り出して比較検査を行います。良品 基板画像との比較をセル単位で、行い、PASS・FAILの判定をします。

　

検出例


　

アドバンスAOM(オプション)
　

�@部品のズレ量を計測する
   �A部品長や間隔を計測する
   �B文字確認をする
　 �C抵抗のカラーコードを確認する
　 �Dバーコード等を読み込む
　

オフラインソフト(オプション)
　

オフラインソフトとは生産で実機を使用できない状態の時などに、プロジェクト作成（プログラム作成）や、デバッグを、実機と変わらない状態で行うことができる、実機以外のパソコンで使用するソフトです

　■使用例
　新しい基板の検査プロジェクトを作成したいが、装置を止めることができない
　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　基板の画像を実機で数枚撮影しＵＳＢ等に保存します。そしてオフラインソフトがインストールされているＰＣに画像データを持っていけば、実機を使わずにプロジェクトの作成を行う事ができます。この時、１枚の画像でプロジェクトの作成を行うのではなく、ばらつきを少なくする為に４枚程の基板画像をPCに取込み、プログラムを作成することで、実機に近いデバック効果が得られます。

　

仕様

基本仕様

プログラム 作成モード	クイックモード (Quick Compare mode) ほぼプログラミング不要、画像の分割枚数と許容範囲を指定するのみ アドバンスモード (Advance mode) 個別詳細検査設定モード（オプション）
検査内容	部品の有無、極性、部品ズレ、色違い カラーコード確認・色比較 文字確認・長さ面積測定 部品ズレ量計測 半田有無 半田付けに関しては、有無のみの簡易検査 （半田形状によっては不可） 異物検査 基板に異物がないか検査します
機能	画像クイックコンベア機能 個別検査項目設定機能 レポート作成機能 検査画像保存機能 クイックモード(Quick Compare mode) アドバンスモード(Advance mode)

一般仕様

基板サイズ	MIN:80mmX80mm(流れ方向１７３mm以上は2回撮像)
検査対象部品	1608チップサイズ以上 文字確認2125チップサイズ以上
画像入力	カメラ 一眼レフカメラ 解像度 1800万画素 分解能 50μm/ピクセル フレーム範囲 173mmX260mm(標準で2箇所撮像可能) 照明 高輝度LED照明
PC	本体 DELL VISTRO460 CPU ｲﾝﾃﾙ（R）Core™I7-870ﾌﾟﾛｾｯｻｰ メモリ 8GB HDD 500GB OS Ｗｉｎｄｏｗｓ(R)７　Professional(英語版)
外形寸法	インライン型 Ｗ650×Ｄ750×Ｈ1450 卓上型 Ｗ650×Ｄ750×Ｈ750 ※ユーザー指定出荷時設定 　 ※表示灯含まず 　 ※エアー不要
電源	AC100V〜240V単相 50/60Hz 1KVA以下 ※ユーザー指定出荷時設定 　 ※エアー不要
コンベア部	搬送 ベルト方式 基板搬送レベル 900mm±10mm 幅調整 手動 装置間I/F SEMEMA1.2に準ずる 自動幅調整(オプション)
オプション	オフライン編集・検査ソフト その他コンベア―類（ご要望により製作）
使用環境	温度 10℃〜35℃ 湿度 80%(無結露)